ロイシンの基本情報

名称 ロイシン
略号 Leu
化学構造 ロイシン:中性アミノ酸のうち脂肪族アミノ酸に分類される
生理作用 ・ストレス緩和、免疫力の向上、肝機能の強化。
・筋肉の強化、筋肉の損失を阻止に大きく関係する。
・インスリンの分泌を増加させ運動時は持久力や瞬発力を高め、運動後は筋肉の成長や修復、強化を助ける。
・毛髪の健康状態の改善や育毛効果
・イソロイシン、ロイシンとバリンは分岐鎖アミノ酸(BCAA)と言われ、筋肉の成長と維持に深く関係する。
多く含まれる食品 レバー、アジ、サケ、牛肉、ロースハム、チーズなど
欠乏症状 インスリンの分泌減少による肝機能の低下

ロイシンに関するポイント

ロイシン、イソロイシン、バリンの3つの必須アミノ酸を合わせてBCAA(分岐鎖アミノ酸:ぶんきさあみのさん)といいます。

BCAAは、側鎖(そくさ)というアミノ酸の分子構造がほぼ同じ形をしています。

BCAAは、筋肉の主要な成分で、他のアミノ酸と異なり、筋肉内で分解・代謝される特徴を持っています。

したがって、BCAAを摂取することで骨格筋のタンパク質合成を促進したり、タンパク質の分解を抑制することができます。激しいトレーニングによって起こる「筋肉の損傷」を抑える効果も期待できます。また、BCAAは、手術後の輸液などに使用される場合があります。

難病指定されている「メープルシロップ尿症(MSUD)」の人に対して、BCAAサプリメントは禁忌(きんき)とされています。

メープルシロップ尿症の人は、BCAA由来の分枝鎖ケト酸を分解する「酵素」の活性が弱いために、BCAAや分枝鎖ケト酸の血中濃度が高くなります。詳細は、主治医に確認しましょう。

ロイシンの歴史

1856年、ゴルプ・ベサネッツが膵臓の抽出物から発見しました。

ロイシンのサプリメント:BCAA(参考)