エピジェネティクスとは、「DNA配列の変化を伴わずに遺伝子を制御するシステム」をいいます。特定の生化学的システムにより、どの遺伝子のスイッチをオンにするか、オフにするのかをコントロールしている。

例えば、遺伝子変異や一塩基多型があったとしても、身体や精神に及ぼす影響は人それぞれであり、何らかの病気になった場合でも病態の重さや深刻度は異なります。病気を引き起こしているのは遺伝子自体の問題かもしれないし、或は、遺伝子それを修飾するメチレーションやMTHFR遺伝子かもしれません。

または、他の代謝経路の停滞が原因かもしれないし、まだ解明されていない人の生命現象のあるシステムの欠落が原因かもしれません。

身体の状態は、生まれた持った遺伝子にだけコントロールされているのではなく、後天的、外因的な影響にも左右されます。

食事、運動やストレス、化学物質や重金属への暴露など、ライフスタイルや個人を取り巻く環境によって、ミトコンドリア機能障害、ホルモンバランスの乱れによっても身体コンディションは劇的な変化の影響を受けます。

たとえこうした問題のいくつかを同時に抱えてしたとしても、ストレスがない所で、健康的な食事をし、適度な運動をして、
サウナで汗を流して解毒すれば、機能障害をカバーできる可能性があります。

生まれたときに両親から引き継いだ遺伝子を変えることはできないが、栄養や生活習慣、日々の訓練や適切な代謝経路の調整によって、遺伝子の振る舞いや表現の形を変えることをエピジェネティクスやニュートリジェノミクスと呼んでいます。