栄養療法コーディネイター
奥田英恵(たかのはなえ)

はじめまして。
奥田と申します。

私は数年前から患者として栄養療法を実践しています。

以前から原因不明の体調不良に悩まされており、数年間心身ともにストレスの多い生活を送ってきました。

ある日、「糖質制限」の書籍を手にしたことから、「分子整合栄養医学」という治療法があることを知り、この治療法を取り入れるようになりました。

60兆個以上あると言われる細胞の機能を強化することで、病気を予防したり、今ある病気を治したり、生活の質を大きく改善することが「分子整合栄養医学」の基礎概念であることを学び、非常に納得できてしっくりきたので、この治療法を始めるようになったのです。

当初は、「分子整合栄養医学」は、厳格な糖質制限とサプリの摂取をするだけの治療だという誤った認識を持っていました。

段々と勉強していくうちに、不足している栄養素のこと、摂取した栄養をきちんと消化・吸収するのに大切な腸内環境のこと、アレルギーを起こしてしまう原因や副腎疲労のもととなる生活パターン、代謝機能を阻害してしまう重金属の蓄積や遺伝子の変異など、この治療法の本質的なことを理解できるようになりました。

「分子整合栄養医学」は勉強すればするほど面白いと感じるようになり、深くのめり込むようになりました。

最初はいち患者としてバカ高いお金を払って「分子栄養学実践講座」を受講していました。

決してリーズナブルな価格ではない受講業ですが、意を決して申し込みを行い、5分も経たないうちに専用テキストをネットからダウンロードすることができました。

「分子栄養学実践講座」に関して、ごくありふれた情報が簡略的に掲載されているくらいだろう…と高をくくっていたのですが、テキストを実際に手に取り、書かれていた膨大な情報量と精度の高さを見て愕然とししました。

そこには、細胞膜や核、ミトコンドリアの働きに加え、栄養素が身体に効く仕組みや代謝利用のされ方がすべて網羅されていたのです。
しかも、血液検査以外に、毛髪や尿、歯科アマルガム、メチレーションなど、
今まで聞いた事もなければ、見たこともない情報が体系的にまとめられていたのです。

テキストでは、一般的に売られている書籍やネットの情報では「断片的」にしか入手できなかった情報が惜しげもなく公開されていました。

今までずっとモヤモヤを抱えていた「点」と「点」が「一本の線」になることを実感した瞬間でした。

「分子栄養学実践講座」のテキストに巡り会えたお陰で、ずっと探していた物をようやく見つけることができたという嬉しさを覚えると共に、新しいことが学べるという知的好奇心を掻き立てる人間の本能的な喜びを肌で感じることができました。


初めて「実践講座の症例検討会」に参加した時のことは今でもよく覚えています。

参加者はドクターばかりで、彼らの中に入ってディスカッションできるのか、話についていけるのかとても不安で仕方がありませんでした。

ところが、「症例検討会」ではみなさんとても親切にして下さり、分からない所は詳しく教えて貰うことができました。

そして意外にも一般参加者の方の割合が高く、長年「分子整合栄養医学」を実践している超上級者がゴロゴロいるという驚きの光景も目にしました。

医師だろうと、歯科医師だろうと、栄養療法の1年生は、みんな基礎から学ぶことに変わりはなく、そうしたプロフェッショナルな人たちと患者が、年齢や性別、立場に関係なく、同じディスカッションのテーブルに付けることは何にも代えがたい素晴らしい経験となりました。

何より、「症例検討会」が終了した後の懇親会では、この業界に関する様々なお話しを聞くことができ、目から鱗の情報が飛び交っていたのは衝撃的でした。
このように、ごく一般の参加者だった私ですが、あることをきっかけに状況が一変します。

2014年11月に開催されたベン・リンチ博士による「メチレーションセミナー」の手配のほぼすべてを任されることになってしまったのです(!)

英語の読み書きに不自由がなく、パソコン作業が得意だということが理由でした。
ドクターでそうしたことが出来る人はいなかったんです…

ベン・リンチ博士のセミナーを手伝ったことは私にとって非常に貴重な経験であり、その後の「分子整合栄養医学」との関わり方も大きく変える出来事となりました。

セミナーを手伝い始めた当初は、講演の交渉やプログラム構成の相談、会場や専門の通訳の手配…何もかもが手探りの状態からスタートしました。

2014年当時は「メチレーション」「エピジェネティクス」という概念はまだ日本に定着しておらず、ドクターですらそうした言葉を理解している人は皆無と言って等しい情況でした。

日本にエピジェネティクスの概念が普及していないことに加え、言語の壁が大きく立ちはだかりました。

当然、海外で発表されている研究論文やメチレーションに関する情報は、全て英語です。
それを翻訳して、日本のドクターに伝える必要があったのですが、医学文献や代謝経路を翻訳するのはそう簡単な作業ではありません。

日本語訳が妥当か、十分な医学的知識を持ち合わせた人に確認して貰う作業も発生します。
翻訳したものをウェブサイトに掲載したり、YouTubeに動画をアップロードする作業も発生します。

実際のセミナーを迎えるまでに、できるだけ多くの情報を日本の皆さまに提供しようと思い、メチレーションに関して翻訳が可能なものはすべて私が翻訳作業を行い、事前に配布することで、少しでも論理武装ができた状態で当日に臨めるようにしました。

メチレーションセミナーでは、有料の個別セッションも開催され、参加者にはベン・リンチ博士から大量の宿題が課せられていました。
血液検査やアミノ酸検査、有機酸検査に、遺伝子検査やメチレーション検査など、まだ日本のドクターが誰も行った事がない検査を実施しながら、この治療法の基礎を習得していきました。

現在ネットで公開されている、「MTHFRネット 日本語版」 はその集大成ともいえるウェブサイトです。

メチレーションセミナーに係る一連の取りまとめ業務を契機に、その後は海外からのゲスト講師のセミナーのアレンジや事務局の一切を取り仕切るようになりました。

ジャック・チャレム、ビル・ウォルシュ、IAOMT日本支部の創設などは、すべて私がメールやスカイプのやり取りを通じて手配しています。

また、英語で公開されている文献の翻訳・監修やYouTubeの動画作成、ブログやウェブでのコンテンツ配信も個人的に行っています。

単純に英語ができるという理由から、外国の有名なドクター達と日常的にメールをやり取し、海外の最新情報について教えて貰い、些細な事でもすぐに質問でき、各分野で最も実績をあげている権威を紹介して貰えるという幸運なポジションに身を置くことができました。

恐らく、日本で「オーソモレキュラー医学」を実践しているドクターの中でも、トップ1%しか知らないであろう最新の情報や治療のテクニックを、最速で入手することができる…という恵まれた環境にいるのが私 だと思います。

海外の専門家にメールをすれば、問い合わせした翌日にはレスポンスが来ており、
業界動向やサプリ情報、話題になっている文献や研究結果について外国人の先生からの生の情報が瞬時に集まってきます。

特に、エピジェネティクスやメチレーションといった分野は、自閉症や発達障害の原因究明や治療手段として注目を集めている分野です。

本来であれば、自閉症や発達障害と診断されたご家族をお持ちの保護者やご家族の方が一番欲している情報ですので、そのような方たちに正しい情報がすぐに配信されるのが望ましいのです。
特定の人物の頭の中に、そっと閉じ込められておくのは勿体ないことです。

しかしながら、現実的には私のような人間の所にタダ同然で最新の情報が飛び込んできてしまうというというのが頻繁にあるのです。

必要としている人に一番大切な情報が提供されない…
これは非常にゆゆしきことだと感じています。

何か私にできることはないだろうか?
少しでも多くの人の力に立てることはないだろうか?

そう自問自答する日々が続きました。

私が今まで得てきた知識が誰かのお役に立てるなら、どうやって還元していくのが一番良いだろうかと考えた末に出来上げたのが「栄養療法.jp」です。

「分子整合栄養医学」のポータルサイトとして立ち上げました。

栄養療法.jpの主旨としては、栄養療法に取り組む患者さんにとって有益となる情報配信をすることですので、ドクターの派閥や所属学会、仲の良し悪し(?)も分け隔てなく紹介しています。
特定のサプリブランドや医療機器メーカーを載せることもしていません。

色々な考え方や治療法を提案するドクターやカウンセラーがいますが
最終的に選択するのは患者さんに任せるスタンスにしています。

私は医療関係者ではないので、資格を有する者の指示・監督が無い状態で病気を診断したり、薬やサプリを処方したりすることはできません。
これらはすべて違法行為となります。

どこかの病院に勤めているわけでもないので、カウンセリングを生業としているわけでもありません。

中途半端なスタンスと言われるかもしれませんが、
見方を変えれば「何にも邪魔されず、自由に、思いのままに行動」することが可能な生き方は心地が良いものです。

お医者様同士の人間関係やしがらみは、私には一切関係ありません。
利害関係の無い立場ですので、あらゆるお立場方と関わることができます。

一般人と言う、ある意味一番強い立場を利用しながら「分子整合栄養医学」の最新情報を入手できる人って、実はいない気がしています。

医療的なバックグラウンドが無い素人関わらず、私がここまでやってこれたのは、「分子栄養学実践講座」で出会った多くの人達に助けて頂いたお陰以外の何ものでもありません。

栄養療法.jpのウェブサイトも、元の情報は「分子栄養学実践講座」で出会った多くの方から教えて頂いた知識がベースになっていますし、色々なセミナーで見聞きしたことを自分の言葉に置き換えているだけなので、栄養療法に関わる人々の知識や経験を言語化して伝えているに過ぎません。

私個人の所有物というよりは、先輩方の叡智が集合したサイトだという想いのもとに運営を行っています。

結果的に誰よりも早く色んな情報にアクセスできる場所に来てしまったのですから、私個人のモノではなく、あらゆる人の「知の資産」となるように活用していきたいと思っています。

また、2017年の「第8回分子栄養学実践講座」をお申込みされた方に対しては、出来る限りの情報提供やサポートをさせて頂きます。

私は事務局ではありませんが、栄養療法.jpで実践講座に申し込みして下さった方には、勉強に役立つ9つの無料特典を差し上げています。宮澤先生に直接聞きにくいことでも、私になら何も気兼ねなく問い合わせできますので、どうぞご遠慮なく。

入手した情報や培ったスキルは、ご自身の診察や患者の治療へと、どんどん良いエネルギーを循環させていって下さいね!