外でいただく“糖質制限食” 奇跡の美食レストラン
山田 悟、犬養 裕美子
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北里研究所病院 糖尿病センターの 山田悟先生と美食家・レストランジャーナリストの犬養裕美子氏が共同執筆した書籍です。

糖質制限レストランの『ミシュラン本』というだけあって、紹介されているレストランの所在地は東京がメインに構成され、☆の数もさる事ながら、お値段も非常にグレードが高い店舗が紹介されています。

冒頭、糖質制限に取り組むきっかけやボタニカのシェフとの出会いは非常に興味深い内容であり、シェフ自身が糖質制限に取り組んでいるのは頼もしく感じます。

美食家として著名な犬養氏が共同執筆者というあたりも、様々な面でぐっとトレンド感やステータスを引き上げている要素になっています。

巷で聞いた所によると、山田先生ご自身が、ミシュランに掲載されている店舗にかたっぱしから糖質制限メニューの提供有無や今後の提供可否について問い合わせされたそうです。

糖質制限メニューを提供してくれる飲食店が増えつつある事は、消費者に幅広い選択肢を与えることに繋がるため、大変喜ばしい事であると思います。

一方で、
・レストランがほぼ東京でしか普及していない
・最低でも1日前の予約が必要
・内容、金額ともに高水準であるため、毎日気軽には行けない
という店が殆どであるので、予約なしでも気軽に立ち寄れる糖質制限食のレストランが全国に増えていくといいなと感じます。

糖質制限の概念や食事療法がより普及し、糖質制限食を注文する顧客が増えれば、規模の経済性から、更に安価に気軽に糖質制限食を楽しむ事ができ、様々なグレードのレストランや価格、メニューの選択肢が増えれば消費者としても有難いです。

昨今では、雑誌やテレビ等のメディアでも随分と糖質制限の特集を目にする機会が増えてきました。トレンド発信地の東京から飛び出して、地方の主要都市、全国各地に広まるには、もう暫く時間を要するのかもしれませんが、ダイエット、糖尿病対策、健康維持…それぞれの目的やシーンに合わせて利用でき、糖質制限レストランが和食や中華、フレンチなどと並んで当たり前のジャンルになれば画期的だと思います。