医者も知らないホルモン・バランス
ジョン・R・リー

 

 

 

 

 

 

 

 

ホルモンに関しては全く知識が無い上に内容がかなり専門的であるので、読者によっては、読み終えるまでにかなりの時間を要してしまうかもしれません。しかも、本書はページ数もあるのでかなり手ごわい!

筆者のリー医師は、更年期症状の主たる原因は、エストロゲンとプロゲステロンのバランスが崩れることだと説いています。

一般的な更年期症状への対処方法は「エストロゲン補充療法」ですが、これではエストロゲンのみが体内で過剰になるため根本的な解決には至らないのだそうです。

環境ホルモンに晒されている現代生活や無排卵月経、閉経におけるプロゲステロンの減少から、天然プロゲステロンを補う事が重要だと解説しています。

エストロゲンとは、発情行動の一部に関係するホルモンの総称です。エストロン、エストラジオール、エストリオールの3種類があり、各々異なる働きを持つため、きちんと区別する必要があるそうです。

その一方で、プロゲステロンは、特定の働きを持つ唯一のホルモンと捉えらる受胎と妊娠のに重要な役割を果たすホルモンです。

プロゲステロンには下記の働きがあります。
1. 胎児の生存と成長を促す
2. 体内の広範囲に及ぶ生物学的作用を与える
3. 他のステロイドホルモンの前駆物質になる

プロゲステロンは、卵巣の黄体で作られ、排卵直前に生産が始まり、排卵後は急激に生産量が増えます。

このプロゲステロンこそが、エストロゲン、テストステロンなど他のホルモンの前駆物質(原料)になったり、子宮内膜の分泌を維持したり、血糖値のコントロールに役立っています。

亜鉛と銅のレベルを正常に維持するのも、骨粗鬆症を防ぐのも、体温を上昇さえるのも全てプロゲステロンの働きによるものだそうです。

PMSの症状に悩んでいる方にも、天然プロゲステロンクリームは有効だそうです。

本書にてリー医師は、糖質制限についても言及しています。

リー先生が販売されている天然プロゲステロンクリームは、同氏が運営するサイトから購入可能です。

画像の説明

但し、天然プロゲステロンクリームの適量、使用タイミングなどは個人の症状、生理(排卵)周期などによって大きく異なる為、
あらかじめ専門医にご相談された方がよいでしょう。

女性によって必要不可欠なこのホルモンの存在について、正に文字通り「医者でも知らない」内容について把握できる貴重な一冊です。

甲状腺ホルモンや低体温、PMSについても自覚症状があるため、折を見て主治医に相談したいなと考えています。機会がありましたら、このブログでもアップする予定です。