ビタミンAの基本情報

名称 ビタミンA
化学名 レチノール
化学構造 レチノール
活性型 レチナール、レチノイン酸
生理作用 ・胚発生や遺伝子の発現に関与する
・薄暗い場所で視力を保つ(光刺激により化学変化を起こし、刺激がなくなるともとに戻ることで目の明暗感知機能に関わる)
・皮膚や粘膜を正常に保つ
・その他、免疫機能、味覚機能、成長促進、抗酸化、発がん抑制作用に関与している
多く含まれる食品 レバー、豚肉、卵、緑黄色野菜、うなぎ、いか、バターなどの乳製品
欠乏症状 角膜や粘膜の損傷、夜盲症(やもうしょう)、失明、免疫力の低下、角膜乾燥症、成長障害、胎児の奇形など

ビタミンAに関するポイント

ビタミンAの推奨摂取量は、成人男性で850µg、成人女性で650µgです。

ビタミンAは過剰摂取に注意する必要があります。上限量として成人男性、女性共に2700µgと設定されています。とりや豚の肝臓にはレチノールが多く含まれているため、こうした食品を大量に摂取する場合は気をつけましょう。

ビタミンAの過剰摂取による症状として、頭痛、吐き気、発疹(ほっしん)、脱毛、筋肉痛、疲労感、皮膚の角質化、肝臓肥大などがあります。

ビタミンAの歴史

イギリスの科学者ジャック・ドラモンドが、1922年に脂肪性AをビタミンAと名付けました。

しかし、当時ドラモンドが名付けたビタミンAは、実は複数の物質から成り立っていました。のちに「乳幼児の骨格異常である『くる病』を防ぐ因子を除いたもの」を、ビタミンAであると定義づけました。

ビタミンAのサプリメント(参考)