ヒスチジンの基本情報

名称 ヒスチジン
略号 His
化学構造 ヒスチジン:アミノ酸の一種である「2-アミノ-3-プロピオン酸」を指し、ギリシャ語で「組織」を意味する。
生理作用 ・成長を促進する
※子供の場合は体内でヒスチジンを合成するための酵素がないために必須アミノ酸となる
・慢性関節炎の症状とストレスを緩和する
・脂肪燃焼を促進して肥満を防止する
・脳神経の細胞死を抑制する
・紫外線の刺激を軽減する
・虚血性脳障害(脳血管が詰まり脳の機能が障害されること)を予防する
多く含まれる食品 とり肉、ドライミルク、子牛肉、さんま、いわし、カツオ、まぐろ、ブリ、ハマチなど
欠乏症状 子供は体内でヒスチジンを合成できないため欠乏すると発育障害が生じる。
成人でも不足すると皮膚トラブルや筋力低下、神経系の異常が起こる。

ヒスチジンに関するポイント

ヒスチジンは、タンパク質を構成する塩基性アミノ酸の一種です。

血液のヘモグロビンの中に約11%存在します。

喘息やアトピー性皮膚炎などのアレルギー反応に関係している「ヒスタミン」はヒスチジンから変換して作られます。(ヒスチジンはヒスタミンの前駆物質)

喘息やアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状がある人が、ヒスチジンを過剰に摂取すると、ヒスタミンの血中濃度が増加し、強いかゆみやじんましん、場合によってはショック症状を起こすので注意が必要です。

葉酸欠乏症の人がヒスチジンを摂取すると、ホルムイミノグルタミン酸(FIGLU)が蓄積する恐れがあり、臨床検査値に影響を与えとされています。心配な場合は、主治医に確認しましょう。

ヒスチジンのサプリメント(参考)

※カルノシン はβ-アラニンとヒスチジンからなるジペプチド