こんにちは。奥田です。

今日は、「カンジダ友の会」で起きた出来事について、ご紹介も兼ねて記事にしてみたいと思います。
何名かの会員の方が実際に体験した話に基づいています。

これは「カンジダ友の会」に入っていない人でも、心当たりのある人が結構な割合でいるのではないかと思います。

同じような症状で悩んでいる人にとって、解決策になればいいなと思ってシェアすることにしました。

極度の疲労感で食べる気力すら起きない

「カンジダ友の会」のメンバーの中には、自分がカンジダ感染している背景に、副腎疲労症候群や機能性低血糖症が潜んでいると認識されている方が多いようです。

これらの病気がカンジダ感染を引き起こしている原因なのか、それとも結果なのかはともかくとして、カンジダ症の人で、副腎疲労症候群や機能性低血糖症も併発しているなと感じている人は割といるんじゃないかと思います。

副腎疲労症候群や機能性低血糖症の人は、自分の体調のアップダウンを予測することが難しいです。

日々の何気ないストレスや気温・気圧の変化、前日に食べたものによるアレルギーなど、様々なことに過敏に反応してしまいます。

絶好調のあとにやってくる絶不調の波など、自分では制御できない「見えない敵」と戦わなくてはいけない恐怖みたいなものも感じることがあります。

体調不良は突然やってくるので、はっきりとした予定を立てづらいと訴える方もいます。友人と会う約束をしても、朝に起きてみたらどうにも体が言う事を聞かないので、予定をドタキャンしたり、見送って貰ったりするのに罪悪感を覚える人も少なくないようです。

また、精神的に負担がかかるできごとが生じると、食事やサプリメントによる栄養補給を行っていても、気分が落ち込んだり、情動が不安定になったりすることがあるそうです。

こうした状態になると、人によっては「まったく食事を口にすることができなくなってしまう」ことがあるのだそうです。

食欲はメンタル不調の深刻度を示すバローメータ

メンタルの不調や極度の疲労感で「物を食べることができない」…というのを、私は「カンジダ友の会」でのやり取りを通じて初めて知りました。

副腎疲労症候群や機能性低血糖症、カンジダ感染で「甘い物がやめられない」「暴飲・暴食が止まらない」という話は聞いたことはありました。(自分も当てはまりますが)

しかし、精神が不安定になると「食べ物を口にすることができなくなる」という深刻な悩みを抱えた方は案外に多い、ということを聞き衝撃を受けました。

私は、「食欲不振」になったことがないので、どんなに疲れていたり、体調がすぐれなかったりしたときでも「食欲」だけは落ちません。美味しい食事をすればある程度体力や気分は回復します。

しかし、過去の個人的な体験に思いを巡らせてみると、精神面の落ち込みやストレスによって「ついに食欲が激減する」のは、抱えている問題が非常に深刻であったことを表しているなと思いました。

つまり、「いつも通り食べられなくなった」レベルにまで達するのは、精神的にも、肉体的にも「相当ヤバい状態」にきていると言えるわけです。

精神的ストレスによって食欲がなくなったり、腹痛が起きたりすることはありますから、ある意味「食欲があるか」というのは、精神面での健康状態を表すバロメーターと言えるでしょう。

きっかけは「ゼリー」のおやつ

様々なストレスや不意なトリガーによって「食べ物を受け付けなくなってしまう」。

このことを知るきっかけになったのは「カンジダ友の会」の掲示板に、私が手作りゼリーの写真をアップしたことでした。

「カンジダ友の会」はカンジダ除去を目標として活動しているため、食事からなるべくグルテンやカゼインを取り除いています。

このような食事を実践するための方法として、グルテンやカゼインを使わない「ゼリーのおやつ」を作ってみたのです。

このとき作るゼリーは、インスタ映えするような「おしゃれでかわいいゼリー」である必要はまったくありません。

みんな、副腎疲労や低血糖症で疲れていますから、3分以内でちゃちゃっと作れることが大切です。もちろん、余裕があるなら盛り付けや材料にこだわってみてもいいです。ここで意気込んで無理をすると、絶対に長続きしません。

いかに手を抜いて、時間を短縮して、楽に作るかが大事。

というわけで、私がアップしたのが超手抜きの「カフェインレス・コーヒーゼリー」でした。

作り方は簡単。鍋に熱したお湯とカフェインレスのコーヒーを入れ、ゼラチンパウダーを入れてかき混ぜる。バットなどに移し、あら熱をとってから、冷蔵庫に入れて冷やすだけ。本当に3分以内でできます。
※使用したカフェインレスコーヒーはこちら

 

自分のおやつとして食べるのですから、小細工は不要。面倒なので、ボウルに入れてそのまま冷やしたのがコレ↓

ずぼらな料理ですが、これくらい適当にしないと気持ちに負担がかかります…

最初から完璧を目指すと、途中で挫折してしまうことは、多くの方が経験していると思います。

楽ちんだからこそ、少し疲れていても「ゼリーでも作ってみるか」という気持ちになるんですよね。

これなら普段は料理をしない人でも、抵抗なくチャレンジできます。

また、患者さんに「なるべく自炊しましょう」と語り掛けている(自分では料理を全くしない)男性のドクターでもひとりでできると思います(笑)

ガラスの器なんかに取り分けて、フルーツを添えればそこそこ見栄えは良くなりますね(*´ω`)

 

「カンジダ友の会」の誰もが簡単に、負担なく作れるメニューとして紹介した手作りゼリーでしたが、その数日後、あるメンバーの方がアレンジして、とっても美味しそうな写真をアップしてくれました。

その際に、このようなメッセージも添えて下さいました。

最近、ストレスが多く、副腎にもだいぶ負担がかかっていると感じるような出来事がありました。「食べないとやっぱりだめだ。でも何食べられるかな?」と考え、思いついたのがカンジダ友の会で紹介された「ゼリー」。

家にポッカ100レモンのシークワーサーバージョンがあったので、ホーローの保存容器に水とゼラチン、シークワーサー果汁を入れてゼリーをつくり、そのまま冷蔵庫で固め、それにシークワーサー果汁とオリゴ糖をかけて食べました。

食べたい時に、保存容器から食べれる量だけ器にすくって。
口当たり良く、しかも酸っぱかったので食欲が復活!あっという間に食事をとれるようになりました。

カンジダ友の会に入ってて良かった!本当に助かりました!

復活してからは欲を出して、愛玉子風にクコの実等をトッピングしました。
また、カフェインレスのコーヒーゼリーも作ってみました。ココナッツミルクをかけましたよ。

私が提案したゼリーをここまで美しく作ってくれたことも感動的なのですが、ゼリーひとつで体調がここまで回復するとは驚きの事実でした。

この写真をアップしてくれたAさんは、下記のコメントも寄せてくれました。

ゼリー自体はそれほどたくさんは食べられず、サプリを飲むのもひと苦労だったので、恐らく、甘酸っぱいものを食べたことで食欲が回復し、すぐに食事を摂れるようになったのだと思います。そこからすぐにメンタル回復!食事の力はすごいです!

食べることで回復する

分子整合栄養医学やオーソモレキュラー医学は、「体にとって必要な栄養素を至適量補うことで健康を高める」という考えに基づいています。

ですから、食べ物から栄養素を摂取することが前提になるのですが、人によっては食べたくても食べられないときがあります。

Aさんのように、「メンタルが落ちても、食べれば何とかなる」という体質の方には、いかに負担なく食事を口にできるかがポイントになるのかもしれません。

本来なら、チーズやするめ、冷えた玄米おにぎりなど、血糖値が急激に上がらない食品で、よく噛めるものがベストですが、ここではそういう紋切型の考えを押し通すのは賢明ではありません。

柔軟な考えに方向転換し、噛まなくても容易に飲みこめ、スルリと食べることができて、胃腸にも負担が少ないものが効果を発揮する場合もあるかと思います。

酸っぱい味のゼリーが自分で作れないときは、コンビニでグレープフルーツやレモン味のゼリーを買ってみるのでもOKです。できることから始めれば良いと思います。

ゼリーから色々なアイディアが

今回Aさんに投稿して頂いたゼリーがきっかけで、「カンジダ友の会」の掲示板では色々な意見交換がなされました。

他のメンバーからは、「出汁でゼリー作って青のりなど入れるとキレイで美味しいですよ。」ということも教えて頂きました。出汁のゼリーは、おかずとしても重宝できますね☆

また、「ゼラチン」をタンパク摂取源として考えると、ゼリー以外にも様々な料理に応用できるのかもしれません。実際に、市販のゼラチンに添付されていた用途として、「お味噌汁にそのまま入れる」というレシピが紹介されていました。

ゼラチンが固まらなくとも、ゼラチンをタンパク質として摂取できるわけですから、肉や魚が苦手な人や消化能力が弱い方には、使えるアイディアだと思います。

余裕があったらこんなアレンジも

「カンジダ友の会」でのゼリーを巡るディスカッションから、とても貴重なことを学ぶことができました。

単なるゼリーから、ここまで大きく話題が展開されるとは思ってもみなかったのですが、メンバーのお役に立てて良かったな~と思っています。

さて、こちらは私が時間に余裕があったときに作ったグレープフルーツ・ゼリーです。
皮をくりぬいて、器にしました。

 

しかし… ひとつ失敗が(+o+)

ゼリーをレモン水で作ったら、薄~い味になり、全然甘味も酸味もないゼリーになってしまいました。

ですので、ご自宅でゼリーを作られるときは、Aさんのように、原液のポッカレモンやシークワーサージュースなどを使うことをお勧めします。

甘味が欲しいときは、オリゴ糖やラカントなどを利用してみて下さい。

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近々、テキストの内容を改定します。改訂版をご希望の方は、改訂版(有料)にお申込み下さい。内容が更新されるたびに、お手元に最新版が届きます。

※2017 年 第1期の「カンジダ友の会」(コミュニティー)の募集は締め切りました。第2期の募集は決まり次第アナウンス致します。