昨日のメルマガで紹介したように、ウィリアム・ウォルシュ博士はアメリカの超一流機関で原子力の研究をしていました。

ある日、ウォルシュ博士は友人からボランティアに参加しないかと誘われ、死刑囚を対象としたプログラムに加わりました。

当時のウォルシュは、凶悪犯罪が多発している地域で殺人事件が起こったことをきっかけに、犯罪者の行動様式や更生支援に興味が出たと言っています。

囚人を対象としたプログラムには、殺人犯として既に死刑が確定している人もいました。

そこで、ウォルシュはチェスの名人と対峙することになります。
この死刑囚はボランティア活動で訪れた名だたる科学者にチェスの勝負で勝ってしまいました。

ウォルシュはこの人物についてはっきりとは断言していませんでしたが、きっと知能レベルが非常に高い人物だったのだと想像できます。

ウォルシュ博士がボランティア活動で知り合った死刑囚は、その後、予定通りに刑が執行されて死亡しました。

生前にその死刑囚が書き記していた「世の中に変化が起きて欲しいこと」という紙を、その後ずっと大切に保管しながら、治療に当たってきたそうです。

「世の中に変化が起きて欲しいこと」というメモに
具体的にどのようなことが書かれていたのかは分かりませんが
自分がもっと他人に優しく接したり、共感したりすることができれば
自分の人生は素晴らしものだっただろうという、果たされなかった夢や希望が書かれていたのかもしれません。

或は、本当は心の中でSOSを求めていた犯罪者らに、救いの手が差し伸べられるような社会の在り方を願っていたのかもしれません。

大御所らとの交流

囚人プログラムののち、ウォルシュ博士は分子栄養学の大御所らと活動を共にするようになります。

その一人がカール・ファイファーです。
カールファイファーは、既に1940年代から総合失調症患者に対する生化学的な治療を行っていた人物です。

総合失調症患者では体にどのような異常があるのかを、生化学的、栄養学的な観点から突き止めて治療に当ってきた先駆者でした。

そして、その頃カール・ファイファーはエイブラハム・ホッファーとも交流を深め、一緒に研究を進めていました。

ホッファーと言えば、統合失調症に対するナイアシン療法を編み出した人物であり、分子整合栄養医学を実践している人なら誰もが知っている名前です。

ファイファーとホッファーに加え、ウォルシュ博士はロジャー・ウィリアムスとも交流を持つようになります。

栄養学とは全く畑違いだった若かりし頃のウォルシュは、ロジャー・ウィリアムス、カールファイファー、エイブラハム・ホッファーらと一緒に登壇して栄養療法について講演を行ったそうです。

それはそれは緊張したに違いないでしょう。

画像の説明

そして、カール・ファイファーにその能力を買われたウォルシュは、凶悪犯罪や殺人を繰り返し行ってしまう「暴力的」な人たちの脳では、一体何が起きているのかを調べるようになりました。

そしてついに、暴力的な人物の脳内では、ある栄養素が皆一律に不足しているという事実を発見したのでした。

つづく…

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