2013年5月18日(土)に新宿溝口クリニックにて
定真理子先生による月次の定期勉強会が開かれました

今回のテーマは、
『全身に影響する病気 -肥満・歯周病-』

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肥満や歯周病が全身の疾患に関連する事を学びました

キーワードは、TNF-α

TNF-αは、脂肪細胞から分泌されるアディポサイトカイン (生理活性物質) の1つで筋肉、脂肪組織や肝臓での糖の働きを抑制する作用がある
肥満時には増加し、糖尿病や動脈硬化などのリスクを高める

TNF-α合成が乱れると、脂肪細胞のGULT-4へのシグナル伝達が阻害され、細胞へ血糖値が取り込まれず、高血糖や高インスリン血症が起こります

近年、歯周病からもTNF-αが作られている事が判明したそうです

歯周病は軽度な炎症でも糖尿病を悪化させたり、
心筋梗塞や脳梗塞、や高齢者の誤嚥肺炎、早流産や低体重児出産など、
全身への影響を与える事が認めらるようになりました

免疫を高める為に、腸管環境を改善すると同時に口腔細菌叢のバランスを保つ事が重要になるそうです

歯周病予防や治療には、ラクトフェリンが効果的ですが、
最近は、ラクトフェリンを分解してしまう歯周病原因菌由来の分解酵素も発見されているとのこと

重度の歯周病では、咀嚼するだけで口腔内の内毒素量が増える事もわかっているそうです

栄養療法を基盤とした口腔治療には、医科と歯科の連携プレーが必要になってきます

現状の身体状況や疾患の原因、症状を正確に捉え、
必要な栄養素をどう補っていくか、どんな疾患手段を取るのか

栄養療法をベースとした治療が、医科歯科の双方から可能になれば
患者にとっての選択肢も広がり、治療メリットも大きくなると考えています

事実、分子整合栄養医学を学ばれる歯科医は増え続けており
溝口先生のセミナーも毎回大盛況のようです

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次回のセミナーは、6月22日(土曜日)15:30 から開催です。