「分子栄養学実践講座」で最近取り上げられることの多い「メチレーション」や「遺伝子検査」。

今回は、そこで頻繁に出てくる「葉酸」について、少し考えてみたいと思います。

引用元は最終ページに掲載


○葉酸の名称

プテロイルモノグルタミン酸 ビタミンB9 ビタミンMとも呼ばれる
○葉酸とは?

  1. 水溶性のビタミンB群の一種で、ビタミンB12とともに赤血球の形成を助ける栄養素のこと。造血のビタミンとも呼ばれる。
  2. 胎児の正常な発育に寄与する栄養素としても重要な働きを行うため、特に妊娠初期の女性に必要
  3. 体内の葉酸のうち約50%が肝臓に蓄積されるほか、細胞分裂の盛んな組織に多く存在する。
  4. ビタミンCによって活性型に変換され、体内で効果を発揮する。
    葉酸は体内でビタミンB12とともに協力して働いているため、ビタミンCやビタミンB12を一緒に摂取すると、体内で効率良く利用される。

○葉酸にはいろいろな種類がある

良く比較されるのが「葉酸」と「フォレート」
葉酸(Folic Acid)は、完全に人工物
葉酸塩(Folate=フォレート、メチルテトラヒドロ葉酸)は天然型

葉酸とフォレートの違い(メチル基が付くだけの違い)

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ジヒドロ葉酸、テトラヒドロ葉、10-ホルミルテトラヒドロ葉酸、5,10-メテニルテトラヒドロ葉酸、5-ホルミル テトラヒドロ葉酸(フォリン酸、ロイコボリン)など、メチル葉酸(フォレート)になるまでの代謝経路でも、様々な形の葉酸が登場する。

活性型の葉酸をフォレートと言い、体内では活性型でないと生体利用することができない

○葉酸を多く含む食べ物

ほうれん草、からし菜、高菜、春菊、ブロッコリー、アスパラガス、白菜、レタス、カリフラワー、ぜんまい

その他、イチゴや夏みかんなどの果物類、さつまいも、日本かぼちゃ、大豆、そら豆、納豆などにも含まれる

天然型の葉酸は、野菜や果物、特に加熱処理していない、葉物野菜に多く含まれる

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